エルたんの日常を書くブログ

エルたんの介護体験紀行 3 うんこの巻

今回のテーマは、「うんこ」・・・

介護の世界で超えるべきハードル

それは、「うんこ」かも・・・

 

普通の人が普通の生活をしていて

他人のうんこに巡り合うことありますか?

 

勿論、愛すべきペットのじゃないですよ

いわゆる人糞

 

それも・・・

自分の子供や親兄弟、家族でもなく

他人の排泄物ですよ

 

ないはずです

だって、僕も戸惑いました

 

最近は、「うんこミュージアム」だの

うんこをモチーフにした教育教材だのと

うんこを美化したもの

いっぱいありますが

考えられません

 

うんこって、とても汚いです

人間の排泄物なんで、あたりまえ・・・

 

介護のお仕事では・・・

うんことの遭遇なんてあたりまえ

まさに日常茶飯事

しかも・・・

うんこを触ること

観察する、匂いを嗅ぐ

 

はっきり言って

他人のうんこを扱う事など毎日なんで

うんこ自体の汚い感覚は慣れます

 

でも、臭い匂い、便臭・・・

こいつは慣れないです

やたら臭いんです

 

しかも、訳わかんない薬を大量に摂取しているせいか

臭さも格別・・・

 

うんこと介護、これはもうセットですね

 

昨夜の話です

リビング兼食堂で夕食を済ませると

なにやら、強烈な便臭が・・・

 

僕の特技、便臭で、ほぼ誰のものか分かる

やばい、この臭さ、一番厄介な車椅子の〇〇さんじゃん

 

当然的中

大量の超柔らかい下痢状のうんこが

大型の夜用パット、おむつも通り越し

ズボンも車椅子の座席をも通過し

フローリング床に広がっています

 

凍りつきました

まさに地獄絵図、介助スタッフも当然自分だけ

 

驚いて刺激させてはいけません

興奮して、うんこを投げつけてきたら更に一大事

 

まずはここから脱出しよう

居室に車椅子誘導

ありったけの新聞やら防水シートの上に

全裸にして寝かせます

 

うんこだらけの身体を綺麗に拭き

おむつ、大型のパット、そして全更衣・・・

 

ようやく先がみえてきました

このあとの惨劇の掃除等はご想像の通りです

 

あ、そうです

今回は驚きの事態が起こります

なにやら騒々しいので不安になって

小走りにリビングに戻ったんです

 

小走りに行ったフローリングのうんこの上に

なんと足が・・・

 

まじ滑るんです、バナナの皮どころではありません

まさに漫画で滑って一回転、頭から落下

あの下痢状のあいつの上に

 

ここまできたら、もうどうでもいいです

これ、嘘のようなホントの話・・・

 

次回はどんな話にしましょう

心温まるようなエピソードもいいですね